浄土行き

@Takaaki_Ichijoの個人の感想です

HUAWEI Matebook X Proの感想

HUAWEI MateBook X Proを購入したので、感想です。

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良いところ
  • 13.9型3K液晶の見やすさ
  • 1.3kgとは思えないもりもりスペック
  • 大正義USB-A
  • USB-Cは2口あり、どちらからも充電可能
悪いところ
  • 熱い
  • 重さが中途半端
  • それなりに高額
  • キーボードに癖がある
  • USB-C -> HDMIのコネクタは別売り

購入経緯

一昨年からZenbook 3のi5モデル(ASUS ZenBook 3 UX390UA)を使って開発や仕事をしていたのですが、このところ調子が悪く。 バッテリーがヤバかったり、閉じてスリープに移行するときにファンが「ラッ」って言ったりと微妙になっていたので買い替えを考えておりました。

さらに、今年から始まった新作の開発が今までと比較的してCPUパワーを食うものでして、シェーダーバリアントのビルドやら、Check for Updatesやら、IL2CPPちゃんにお友達料を支払ったりするのがなかなかつらく、スペックアップしたいなと。

当初はRazer Blade新型に期待していたのですが、重量2kgなのと海外レビューで「Painful Hot」とか言われてて、流石ミスター革ジャンのMaxバーべーQだ大変やばいなという気持ちになっておりました。 ( Intel Core i7-8750Hがわるいのかもしらんけど)

そんな折、仕事の場で先代Matebook Xを使っている方がいまして、そこで「もうすぐMatebook X Proってのが出るよ」という話を聞きました。 その場でスペックを一通り見て、何かピンとくるものがあったので衝動買いです。

スペック

consumer.huawei.com


サイズ 幅:約304 mm縦:約217 mm厚さ:約14.6 mm重さ:約1.33 kg

プロセッサー 第8世代 インテル® Core™ i7-8550U

ディスプレイ 13.9インチ 広視野角、 解像度 3,000 x 2,000 画面占有率: 約91% アスペクト比: 3: 2 タッチスクリーン: 10ポイント、防指紋

メモリ 16GB LPDDR3 2133 MHz*

グラフィックス NVIDIA® GeForce® MX150 (GDDR5 2GB)

サウンド Dolby Atmos® サウンド・システム(クアッド・スピーカー)

ストレージ 512 GB

コネクタ 3.5 mm ステレオ オーディオ ジャック USB-C x 1 (データ転送、充電、MateDook2接続) Thunderbolt™ 3 (USB-C) x1 (高速データ転送、充電、MateDock2接続) USB-A x 1 (USB3.0, 最大Output 5V/2A)

カメラ おもしろポップアップフロントカメラ: 約100万画素

バッテリ リチウムイオンポリマー、約57.4 Wh(Typical値) Core™ i7: 約15.8時間


はい、モバイルノートとしては最盛りになるかと。税込み22万円ぐらいです。 近似のスペックを持つノートはほかにThinkPad T480sぐらいしかありません。どっちも中国製だ。

スピーカーにはドルビー技術が投入されている、投入されているのはいいんですがWin10ってセットアップの時にコルタナさんがクソデカボイスで「ようこそ、ウィィィンドーーズへ!!!」的なことを大声で叫ぶので、初夏の暑めな夜に窓開けて作業していた俺は迷惑防止条例適用寸前でした。あれ、やめようよ。 ちなみにセットアップ中はファンクションキーでのミュートが動作しないので、冷静にマウスでボリューム下げましょう。

さて、いろいろ計測結果。まずはSSD

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早いです。(SSDの良し悪しに関する語彙を持っていません。)

それとGPUGeforce MX150ですが、こだわる人の間では同じGPUでも2種類あるやんけ、というのが話題になっております。

xn--t8j4cxcta.com

先発版のハイスペックエディションと、後発版の低電圧版ですね。 同然ながらハイスペック版はハイスペックなのが強み、低電圧版は電池の持ちがよくなるのが強みですので一長一短です。 そしてMatebook X Proがどっちだったかというと

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低電圧版ですね。 本機は外部GPU動作に対応してますので、本気出すときはおうちではデカいGPUパパにThunderbolt3ぶっ挿して大出力プレイができます。年末までにはやりたいな。

事務仕事で使う

これまで「ラップトップにタッチパネルなんていらないじゃんwww」などとあおっていたのですが、手のひらを返しました。 13.9型3K液晶なんですが、これを200%表示にすると誤タッチも少なく割合快適に操作できます。すみませんでした。

しかしこれな、

( ՞ةڼ◔)アツイアツーーーーーーイwwwwwww水くれ水wwwいや沝wwwwwwwくれや㴇wwwwwwwはやく淼wwwwww㵘wwwww水沝淼㴇㵘水沝淼㴇㵘水沝淼wwwwww

という感じで、本体熱いです。Chrome開いてExcel開いてってやってるだけなのにキートップがぬくい。具体的にはG,H,T,Yあたりがただいまホットです。 裏面に至っては長時間保持していた場合ギリギリ低温やけどしそうな感じです。大丈夫?ラップトップクーラー使う?

発売寸前に各web媒体で一斉にベタ褒めレビュー記事が投稿されたあたりザ・チャイナマネーといったところですが、みな一様にキートップ熱についてはスルーしています。 「こんな廃熱システムがあるよ!」程度でね。HUAWEIの広報、やりよるマンです。

それとTwitterで苦言が多少見られたキーボード、結構なんというか、クリック感がちょっとあるけどペラペラした打鍵感です。「カスッカスッ」とした感触というか...。 キーボードにこだわりのある皆さんはぜひ店頭で触ってから購入を決めてください。 私はZenbook3の、Macbookを多少ましにしたぐらいのキーボードからの移籍なので全然ありですね。

それと、例のビックリドッキリギミックである「キーボードの中に搭載されたwebカメラ」なんですが、鼻の穴フェチ向けとかプライバシーがどうのみたいなことより問題はその位置です。

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御覧のようにF6とF7の中間にあるので、たとえばこういう記事を書いているときにカナヘンカンしようとして誤爆してしまい、カメラが \こんにちは/ して、なんだてめえこの野郎、という空気になります。 このカメラギミックがビデオチャットソフトとかと連携してなくてよかったです。嫌でしょキーボード押したら自分の顔が13.9型3K液晶にドーンとかさ。

バッテリーですが、さすが重量があるだけあってなかなかタフです。 先日は夜中にビルドが通らなくて首をひねってそのまま寝て、起動しっぱなしでかばんに入っていたのですが昼に見てもまだ14%ありました。

あとなんかBluetoothの「飛び」がいい気がします。Bluetoothの原理を理解していない発言ですが、BTイヤフォン使ってて飲み物取りに行ったりすることあるじゃないですか。 Zenbook 3ちゃんだと少し離れるとすぐブツブツ切れたのですが、こいつは切れることが少ない。

開発で使う

Unityでゲーム開発をしていると、エディタでコードを書くのとUnity Editorの画面をにらむのとの交互になると思うのですが、問題はコード書いた後にUnity Editorが読み込むまでの待ちです。 これが長いとスマホをいじるきっかけになってしまい、時間が飛びます(自分の弱さをマシンのせいにするな)。

7世代Core i5→8世代Core i7だとその辺の機敏さが全然違うというか、待ちは結構減った気がします。 2コア4スレから4コア8スレになった恩恵でしょうか。コード修正のタイミングでどのくらいマルチコア処理できてるかわからんのですが。 ツールの立ち上げとかもキビキビいけるので、やっぱりハードウェアの投資はけちったらいかんなあ。という思いです。

そして重い処理はどうかというと、実際に計測したわけではないのですがやはり体感でだいぶ早いです。 シェーダーコンパイルやビルドはCPUがほぼ100%張り付くのでコア数増に期待寄せられるポイントです。いえーい。

ここで熱について補足ですが、CPUぶん回し状態でもキートップの熱がさらに加速する感じにはなりませんでした。 つまりこの子、平熱が高い。ただCPU温度は70とか平気で言ってたのでやや今後が心配ではあります。

端子としてUSB-Cが2口ついていて、一つはThunderbolt 3対応です。で、両口とも充電に対応しています。 これがどういうことかというと、充電しつつHDMI出力がマルチ機能なアダプタなしでできるんですね。 なお同梱物にはUSB C -> HDMIのケーブルはないのでアダプタを注文しました。

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そして大正義USB-A。ただし3.0。マウス(有線派なんです)やUSBメモリ、SDカードリーダーもろもろ刺すのに大活躍です。 ゲーム開発者やっていると、開発用PCと不思議なマシンを接続することもあるのですが、USB-Aの搭載によりこのへんの挙動に安心感が持てます。

総括

「中国機だ」という点で、非常にセキュアな仕事をしている人には向きません。(HUAWEIって色々なバックストーリーがあるらしいので) が、クリエイティブ系のことをやっている人にはかなりいいマシンなんじゃないでしょうか。 まずは店頭で触ってみて、気に入ったら下記から買って、どうぞ。

さて海外もののPCはウェブサイトの微妙に翻訳ミスってるトンチキなイキりワード読むのが大好きなんですが、Matebook X Proのポエムもなかなかです。

consumer.huawei.com

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新しい世界へ...

どういう意味でしょうか。全然わかりません。

なお兄弟機として、重さは2kgで15型だけど低価格なMatebook Dなんてのもあります。 スペックはメモリが8GB固定なのを除くとほぼ一緒でCore™ i7-8550U、MX-150も行けます。それでいてお値段ひかえめ。

consumer.huawei.com

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インパクトを与えろ

すこ、鈍器かおまえ。 ハイエンドが「X」で廉価版が「D」ってなんかこうロボットものみたいでいいですね。俺はMatebook X Proで行く!ということでひとつ。

2018/7/9 追記

・なんか品切れ起こしてるみたいですね、速攻で買ってよかった。

・たまにスリープから勝手に起きて、カバンの中で「殿!温めておきました!」みたいになってることが。俺の使い方が悪いだけかも。

・近似スペックとしてASUSの「ZenBook 14 UX430UN UX430UN-8550」ってが出ました、液晶がフルHD非タッチってぐらいで他はかなり勝負できて5万円ぐらい安いです。

www.asus.com

正直これが先に出たら買ってました。重量もトントンだし、ぜひ比較してみては。